浄化槽清掃
浄化槽の清掃は定期的に行うことによって悪臭や衛生害虫の発生を抑えます。また不要物の流出を防ぎます。地域の水質の改善と公衆衛生の維持に寄与します。
浄化槽には大きく分けて2つのタイプがあります。単独浄化槽と合併浄化槽です。単独浄化槽にはトイレのみ、合併浄化槽にはお風呂、台所、洗面所、トイレの水が流れこむようになっています。
清掃のやり方も多少異なります。まずマンホールのふたを開け槽内の確認を行います。
・水位は正常であるか
・ばっ気の状態は適切か
・バルブやその他仕切板等に破損はないか
これらを確認して汲み取り清掃を開始します。
槽内はいくつかの部屋に分かれており、各部屋にはそれぞれの役割があります。汚れを取る部屋、汚れを溜めておく部屋、消毒する部屋などがあります。それらの部屋を順序よく均等に汲み取り清掃をおこない、その後ブラシで洗浄した後、槽内に水を張りバクテリアを散布します。
最後に清掃カードに作業内容を記入しお客様へお返しして作業終了となります。
浄化槽は法律により、毎年1回は清掃を行わなければならないと定められております。お使いになられている浄化槽の形式を把握し、適切に管理いただきますようお願い申し上げます。